「なでたような跡がある」
会期: 2018 年10 月8 日( 月) – 13 日( 土) 12:00 – 19:00 ※最終日は17:00 まで
会場 : 表参道画廊 (〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 4-17-3 アーク・アトリウム B02)
TEL/FAX:03-5775-2469 E-mail: info@omotesando-garo.com
モチーフやテーマに対する独自の愛を「なでる」というキーワードを通して再考した、市川詩織、波能かなみ、堀岡暦による版画表現作品展を開催いたします。
この三名の制作スタイルに共通する点は、モチーフやテーマに対する私的な(愛)情を間接的に表現するのに、版画技法の特性を有効に用いていることです。
版や 写真など、自己の意思や手によらない「もの」に一旦イメージを託すこと。深く干渉はしないが、決して離れることもない。このモチーフや作品そのものへの独特な接し方は「なでる」行為を連想させます。
ぜひとも多くの方々に足を運んでいただき、そうしたプロセスを経た作品に表出する「なでたような跡」から、三者三様の手の軌道や情動を見付けていただければ幸いです。