2017. 05. 26(金) – 28(日) 10:00 – 18:00
陳列館2F
シンポジウムタイムテーブル
不完全さ」とはミスプリント、失敗や誤解などに似て、物事を更新していく為の絶え間ない源泉です。それは創造力を突き動かす、全世界共通のエンジンと言えるでしょう。このシンポジウムでは様々な国のアーティストや研究者たちが予期せぬ失敗の結果が、いかに新たなアートを生み出すきっかけとなり得るか議論します。すべての参加者たちが芸術表現として版画を用いることから、全世界の同志たちが「失敗」による発想をどのように捉えているかについてこのシンポジウムが学びの場となることを願っています。版画はマスメディアとその社会を起源に生まれたがゆえ、そこには常にメディアが孕む「間違いとは何か」という問いかけが必要なのです。
キーノート・スピーカー
リサ・ブルワスキー(ワシントン大学セントルイス)
ヤン・スヴェヌングソン(ウィーン応用芸術大学)
三井田盛一郎(東京藝術大学)